横浜マラソンの開催について

藤井しんすけ質疑

質疑を行う藤井しんすけ

市民参加型のフルマラソン大会「横浜マラソン2015」が、来年3月15日に開催されるが、横浜マラソンのような大規模なスポーツイベントをスポーツ振興や観光などの県施策に積極的に活用すべきである。
 スポーツ振興という観点から、市民参加型のマラソン大会として、多くの県民がスポーツを身近に感じる絶好の機会となり、また、コースが県庁周辺の観光名所をほとんど網羅するよう設定されており、TV放送がされれば全国に発信されたり、県内外からたくさんの観光客が集まることが予想され、本県の魅力を発信するチャンスとなる。

 そこで、横浜マラソンの開催にあたり、大会の名誉顧問としてスポーツ振興についての所見を伺いたい。また、県として、この横浜マラソンの開催を、県内観光振興の観点から、どのように考えているのか、併せて所見を伺いたい。

教育長答弁

答弁を行う教育長

 まず、スポーツ振興についてです。
 スポーツは、「身体を動かす」という人間本来の欲求に応える活動で、爽快感、達成感とともに、楽しさや喜びをもたらす、私たちの生活に欠かすことのできないものです。
 私は、常日頃から、スポーツを通じて、健康で豊かな生活を実現するため、多くの県民の皆さんにスポーツに関わりを持ってもらいたいと思っています。
 このたび開催される横浜マラソンは、約2万5千人の参加が見込まれる一大スポーツイベントです。
 私も、いくつかのマラソン大会に出場していますが、沿道で応援してくれる人達や、大勢のボランティアの人達が、一体となって盛り上げていることの素晴らしさを感じています。
横浜マラソンをきっかけに、多くの県民が、走ることに興味を持ち、身体を動かすことが習慣になれば、健康寿命日本一の実現にもつながっていきます。
 私自身も大会の名誉顧問として、各地でPRを行うなど、横浜マラソンの成功に向けて全力で取り組み、神奈川のスポーツ振興につなげてまいります。

 次に、横浜マラソンの機会を捉えた観光振興についてです。
 本県では、箱根駅伝や湘南国際マラソンなど、風光明媚な観光地を舞台に、多くの人が注目するスポーツイベントが開催されています。
 こうしたイベントでは、参加者だけでなく、沿道の観戦者、テレビを通じて観戦する視聴者に、美しい景観を楽しんでいただいています。
 今回の横浜マラソンも、港町横浜の名所を巡るコースで行われますので、本県の魅力を十分満喫していただけるものと考えています。
 このため、大会前には、ホームページ等で横浜マラソンの開催情報をしっかりと発信していきます。
 さらに、大会の開催時には、参加者や観戦者に向けて、県の名産品の販売や観光PRを行います。
 こうした取組を通じて、横浜マラソンを大いに盛り上げ、観光振興にもつなげてまいります。

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