議会ニュース
2010年7月定例議会
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- ■がんセンターにおける免疫細胞療法の取組み促進!
- 代表質問において、免疫細胞療法については、地方独立行政法人神奈川県立病院機構に移行した県立がんセンターにおいて、国の検討と同時並行的に、あるいは国に先行して、医工連携の体制整備や研究支援などの取組みを行っていくことを、県として働きかけていくべきではないか、と質問。
これに対し知事は、平成 25年度の診療開始をめざし進めているがんセンター総合整備の中で、最新のがん治療に対応できる検査部門の充実を進め、医工連携の体制整備に取り組むとした上で、神奈川がん臨床研究・情報機構で実施している事業が、今年度から国の研究費補助を受けたので、がんセンターには、大学や研究機関における、最新のがん医療研究を支援する取組みを一層進めるよう働きかける、と答えた。
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- ■「うつ病対策ビジョン」策定へ
- 代表質問で、うつ病に対する知識の周知、早期発見・治療の連携体制づくり、うつ病患者の受診率の向上、うつ病患者の家族に対する支援などを取り入れた、本県としての総合的な「うつ病対策ビジョン」を策定し、県民を守っていく必要がある、と質問。
これに対し知事は、県として「かながわ自殺対策会議」から意見を聞きながら、今年度中に、自殺対策の総合的な指針を策定する中で、うつ病患者・家族への支援、人材育成などの具体的なうつ病対策を位置づけたい、と答えた。
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- ■財源増を目指した魅力ある観光情報発信を推進!
- 一般質問で、中国人を始めとした外国人向けホームページの充実が喫緊の課題であり、具体的な指摘を示しつつ、本県観光促進のため速やかに手を打つべき、と質問。
これに対し知事は、外国からのアクセス数をさらに増加させるため、各国のニーズを把握し、民間のアクセス解析サービスを活用して、必要な分析を行うとともに、県内の観光関係大学の学生や留学生に意見を求め、既存情報の見直しを行うとともに、新着情報の充実を図るなど、外国人観光客の誘客に向けて取り組むことにより、「観光立県かながわ」の実現に努める、と答えた。